2025年10月29日勉強会まとめ

windows10のサポート終了について。そしてMicrosoft アカウント作成と、Outlook.com「ルール」での自動転送方法

今回の勉強会の概要

今回の勉強会では、Windows10サポート終了にともなって、Windows10を使い続ける危険性を中心に、IRIからのメールが届きづらい会員の方のための対処法として、マイクロソフトのメールアドレスの使用を提案いたしました。そのために、Microsoftアカウントの作成方法、Outlook.comのルール機能を利用したメール自動転送設定について学びました。そして リアルネット研究会の新しいホームページについても一部公開いたしました。

1

windows10のサポート終了について

勉強会で使用した資料を掲載しています

2

Microsoft アカウントを作成

signup.live.com から @outlook.com を取得して初期設定を完了。

3

Outlook.com のルールで転送

受信条件を指定して「転送(またはリダイレクト)」+「削除」で残さず運用。

4

リアルネット研究会の新しいホームページの紹介

ここから新しいホームページを見ることができます。製作中なので少しずつ変わっているかもしれません。

1.Windows10サポート終了についての資料(PDF)

勉強会で使用した PDF データをこちらからダウンロードできます。

2.Microsoft アカウントの作成

ブラウザで 「Microsoft アカウント 作成」 を検索 → 公式サイト(signup.live.com)から手順に沿って登録します。

01
公式ページを開く
こちらから Microsoft アカウントの作成画面 を開きます。
Microsoft アカウント作成画面(日本語)
例:アカウントの作成ダイアログ
02
メールアドレスを決める
「新しいメール アドレスを取得」から @outlook.jp を含むメールアドレスを入力すると、ドメイン部分は3つの中から選択できます。
Microsoft アカウント作成画面(ドメイン選択)
例:メールアドレス入力ダイアログ
03
基本情報の入力
パスワード・生年月日を入力し、最後に人間であることの確認があります。
Microsoft アカウント作成画面(パスワードを入力) Microsoft アカウント作成画面(生年月日を入力) Microsoft アカウント作成画面(名前を入力) Microsoft アカウント作成画面(人間かのチェック)
例:アカウント作成のための情報入力ダイアログ
04
サインイン確認
完了後、account.microsoft.com にサインインできればOKです。
Microsoft アカウント画面
例:アカウント管理ページ
共有PCでは作業後に必ず「サインアウト」またはシークレットウィンドウを使用。

3.Outlook.com の ルール転送(転送後に削除)

条件指定で柔軟な転送が可能。転送後に削除を追加すると、Outlook 側に残りません。

01
Outlook.comを開く
アカウントページ左上の「9つのドット」→ アプリ一覧から Outlook を選択。次に 歯車アイコンOutlook のすべての設定を表示メールルール
アカウントページ Outlookアプリの選択
アプリ一覧から「Outlook」を選択
01
設定を開く
右上 歯車アイコンOutlook のすべての設定を表示メールルール
Outlook.com 設定のルール画面
設定の「メール」→「ルール」→「新しいルールを追加」
02
条件とアクションを設定
例)ルール名条件(特定の送信者など)転送またはリダイレクト削除(Outlook側に残さない)
ルール設定:転送(またはリダイレクト)+削除
転送先を入力し、アクションで「削除」を追加
03
Forward と Redirect の違い
  • 転送 (Forward):受信側に差出人が「あなた」になる
  • リダイレクト (Redirect):元の差出人のまま届く(信頼性維持に有利)
04
テスト → 有効化
まずは「削除」を外して動作確認 → 問題なければ「削除」を追加して保存。

4.便利な応用

A
特定ドメインのみ転送
条件:差出人が @example.co.jp を含む → 転送 → 削除
B
キーワードで振り分け
条件:件名に「IRI」を含む → 転送と別フォルダへ移動

5.「転送」と「リダイレクト」の違い(重要)

項目転送 (Forward)リダイレクト (Redirect)
受信側に表示される差出人あなた(転送者)元の送信者
適している用途通知の横流し元メールの信頼性維持、返信系

※迷惑メール判定が厳しい相手には、送信元を保つリダイレクトの方が有利な場合があります。

6.Outlook側に“不必要なら残さない”設定

ルールのアクションに「削除」を追加すると、Outlook 側にメールが残りません。

※ サーバー容量を圧迫しにくくなるためおすすめです。

7.メールのルール設定の注意点

8.よくある質問(FAQ)

Q1
コピーを残す方法は?
→ 「削除」アクションを設定しなければ残ります。
Q2
複数の転送先は可能?
→ ルールを複数作成可能。ただし順序と優先度に注意。
Q3
スマホアプリでも設定できる?
→ UIの関係上、ブラウザ版推奨です。